下肢(臀部・股関節〜指先)

ヒーリングハンドの治療の考え方

当院では、下肢(臀部・股関節~指先)の症状に対して、「根本施術」と「日常生活動作の見直し」を重要な柱として取り組んでおります。この考え方は、症状を一時的に緩和するだけでなく、再発を防ぎ、長期的な健康を維持することを目的としています。

1. 根本施術の考え方

下肢の症状は、痛みのある部分だけでなく、その原因となる体全体のバランスや動きの不調から発生することが多くあります。例えば、臀部や股関節の可動性低下、骨盤の歪み、筋肉の緊張や弱化が、足先に至るまで影響を及ぼすことが知られています。

当院の施術では、これらの根本的な問題を特定し、以下のようなアプローチを行います。

  • 筋肉の緊張緩和:硬くなった筋肉を柔らかくし、血流を促進。
  • 関節の可動性改善:動きが制限されている関節を正しい可動域に戻す。
  • 神経の働きの調整:神経の圧迫や不調を取り除き、全身の機能を整える。

これにより、症状の軽減だけでなく、身体全体の動きがスムーズになるようサポートします。

2. 日常生活動作の見直し

下肢の症状の改善を長続きさせるには、施術だけでなく日常生活の過ごし方が非常に重要です。日常的な姿勢や動作が症状の原因になっている場合、それを見直さなければ、再発のリスクが高まります。

例えば、次のような習慣が下肢に負担をかけることがあります。

  • 長時間の座り姿勢(特に骨盤が後ろに倒れた状態)
  • 偏った体重のかけ方(片足重心など)
  • 歩行時の足の使い方や姿勢の癖

これらを施術の中で一緒に振り返り、患者様自身が問題点に気づき、改善するためのアドバイスをお伝えしています。

3. 問題点に気づくことの重要性

患者様自身が日常生活での姿勢や動作の癖に気づき、それを意識的に変えることが、症状改善のカギとなります。体の使い方が変わると、施術効果がさらに高まり、症状の再発を防ぐことができます。

私たちは、患者様が自分の体の状態をより深く理解し、自らの健康を維持する力を引き出せるよう、サポートしていきます。一緒に根本からの改善を目指しましょう!

執筆者情報

【 監修者:総院長 中村 務 】

〜 経歴 〜

柔道整復師 26年 ( 2025年 )

鍼灸師   31年 ( 2025年 )

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体の痛みや不調の多くは、体全体のバランスの乱れが原因です。病院では薬や注射が主な対処法ですが、整骨院や整体などの施術内容は院によって様々です。多くの場合、痛みの部位にだけ対処することが多く、根本的な原因へのアプローチが不足しています。

例えば、腰痛や肩こりは結果として現れている症状であり、原因ではありません。症状の改善だけでなく、再発を防ぐためには、骨格の歪みを整え、体全体のバランスを回復させることが重要です。骨格が整うことで脳脊髄液や体液の流れが改善し、むくみや疲労も軽減され、自然治癒力が高まります。

当院では、痛みの緩和だけでなく、骨格調整を通じて根本から健康な状態に導くことを「完全治癒」と考えています。

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【経歴】

  • 明治東洋医学院専門学校 鍼灸科卒業
  • 森ノ宮医療学園専門学校 柔整科卒業
  • 医療法人小嶋整形外科にて11年間勤務
  • 整骨業界に携わり続けて、来年で30年目を迎える。
  • 【所有資格】
  • 柔道整復師(国家資格)
  • はり師(国家資格)
  • きゅう師(国家資格)
  • ディプロマ オブ リミディアルマッサージ所有(オーストラリア国家資格)
  • 細胞矯正士
  • 生活習慣予防士
  • 健康管理士 一般指導員
  • AIAS JAPAN認定講師
  • 柔道整復師卒後臨床研修施設に認定

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