大阪市中央区本町駅の整骨院ヒーリングハンド|整体

交通事故治療において整形外科に通う必要性とその理由

交通事故によるケガの治療において、整形外科に通うことは非常に重要です。その理由は以下の通りです：

1. 診断書の発行ができる

   • 整形外科の医師は、ケガの状態を専門的に診断し、保険請求や法的手続きに必要な診断書を発行します。この診断書がないと、適切な保険金請求が難しくなる場合があります。

2. 医学的根拠に基づく治療が受けられる

   • 整形外科では、レントゲンやMRIなどの検査機器を使用して、ケガの状態を詳細に把握できます。そのため、正しい治療方針を立てられます。

3. 後遺障害のリスクを防ぐ

   • ケガの症状を軽視してしまうと、後遺障害が残るリスクがあります。整形外科で適切な治療を受けることで、後遺症を最小限に抑えることが可能です。

4. 保険会社への信頼性の向上

   • 整骨院（接骨院）だけで治療を続けると、保険会社が医学的根拠に基づかないとして治療費の支払いを拒否することがあります。整形外科の治療記録があることで、治療内容の正当性が保証されます。

---

整骨院で交通事故治療を継続するために必要な手続き

整骨院での治療を継続する場合、以下の点に注意が必要です：

1. 定期的な整形外科の受診

   • 整骨院での施術だけでは、医学的な根拠が薄くなるため、定期的に整形外科を受診し、診断を受けることが必要です。
   • 整形外科医による診断書や治療方針に基づいて、整骨院での施術が補完的な治療として認められます。

2. 医師の指示を守る

   • 医師が整骨院での施術を許可しない場合、保険会社が整骨院での治療費を支払わないことがあります。必ず医師の許可を得てください。

3. 整骨院と整形外科の連携

   • 整骨院の施術内容が整形外科の診断内容に合致している必要があります。両者が連携を取ることで、保険会社も納得しやすくなります。

---

物損事故扱い後に整形外科で保険金請求を認めてもらう手順

交通事故が「物損事故」として処理された後で、ケガによる治療を開始し、保険金請求を行う場合の手順は以下の通りです：

1. 早急に整形外科を受診

   • ケガが判明したら、できるだけ早く整形外科を受診し、診断を受けてください。事故後時間が経つと、事故との因果関係が疑われることがあります。

2. 診断書の取得

   • 医師に診断書を作成してもらい、ケガの詳細を記録してもらいます。この診断書が重要な証拠になります。

3. 警察に人身事故の切り替えを依頼

   • 物損事故のままでは、加害者側の保険会社に人身事故に基づく補償を請求できません。診断書を警察に提出し、人身事故扱いに切り替えてもらいます。

4. 保険会社に報告

   • 加害者側および自身の保険会社に、ケガが判明した旨を伝え、必要書類（診断書など）を提出します。

5. 治療の記録をしっかり残す

   • 整形外科での通院記録や領収書を保管し、保険金請求時に提出します。これにより、治療の正当性が証明されます。

---

注意点

• 物損事故から人身事故への切り替えは、事故後一定期間を過ぎると認められない場合があります。迅速に対応しましょう。
• 不安がある場合は、弁護士や交通事故専門の相談窓口に相談するとスムーズに進められることがあります。